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ニュージーランドのクレジットカード事情とは?

ニュージーランドはどんな国か?

ニュージーランドは南半球・オーストラリアの南東に浮かぶ島国です。

  • 総面積は日本の4分の3ほどですが、人口は約470万人(2019年5月現在)、人口密度は約17人㎢(日本:約332人㎢)の小さな国です。
  • 一方、羊の数は人より多い2,750万頭!映画「ロードオブザリング」や世界一のラグビーチーム「オールブラックス」でも有名な、自然豊かな美しい国です。

    ニュージーランドのクレジットカード事情

    ニュージーランドでは日本よりもはるかにキャッシュレス文化が進んでいます。

    クレジットカードまたはEFTPOS(エフトポス)という銀行口座に直結したカードのいずれかで支払いをすることがほとんどなので、現地で暮らす人たちは現金をあまり持ち歩きません。

    最近ではApple Payが使えるお店も増えてきました。

    日本だとクレジットカードを使うのを躊躇してしまうような数百円の買い物でも、みんな当たり前にカードで支払います。

    ホテルやレストラン、スーパーマーケットなど、ほとんどの場所でクレジットカードが使えるので、現金は1万円程度両替すれば十分です。

    もしどうしても現金が必要になった場合でも、町中のATMでキャッシングができるので安心です。

    ATMに「PLUS」と書かれていたらVISAカード、「Cirrus」と書かれていたらマスターカード・JCBカードが使えます。

    クレジットカードはどの程度使えるか?

    上記でもお伝えした通り、ほとんどのお店がクレジットカード払いに対応しています。

    ホテルやレストラン、スーパーマーケットのほか、観光地のお店やガソリンスタンド、駐車場、駅の券売機、自動販売機、タクシーの支払いにもクレジットカードが使えます。

    個人経営のお店や都心から離れた小さな町では、現金しか使えない、または10ドル以上の支払いにしか使えないなどの制約があることもあります。

    旅行で人気の都市であればあまり心配する必要はありません。

    週末に開かれるファーマーズマーケットでもクレジットカードが使える場合が多いですが、念の為30ドル程度持っておくと安心です。

    ニュージーランド現地でクレジットカードを作ることはできるか

    残念ながら、ニュージーランドの永住権または市民権を持っていない限り、現地でクレジットカードを作ることはできません。

    ただし、6ヶ月以上の長期滞在であれば、銀行が発行するデビットカードを作ることができます。

    ANZ銀行では、口座開設時にEFTPOSカード(無料)かANZ Visaデビットカード(年会費NZ$10)のどちらかを選ぶことができます。

    日本のデビットカード同様、ニュージーランド国内だけでなく海外でも使うことができ、ネットショッピングにも対応しています。

    Apple Pay や Google Pay にも登録が可能です。

    クレジットカードと違って口座の残金までしか使うことができません。

    それ以外はほぼクレジットカードと同じように使えるので不便はありません。

    銀行担当者によって口座を開設できる滞在期間の対応が違う場合があるので、直接問い合わせされることをおすすめします。

    ニュージーランドでクレジットカードキャッシングを使うにはどこで使うか?

    ニュージーランドのほとんどのショッピングモールやスーパーマーケット、銀行、ガゾリンスタンドにはクレジットカードでキャッシングができるATMが設置されています。

    ATMに「PLUS」と書かれていたらVISAカード

    「Cirrus」と書かれていたらマスターカード・JCBカードが使えます。

    24時間使えるATMも多数ありますが、出来るだけ明るい時間帯に、室内にあるATMを使うのが安心です。

    代表的なのはANZ、ASB、bnz銀行のATMです。

    bnz銀行のATM手数料は無料、ANZとASB銀行はNZ$3かかります。

    キャッシングは金利が発生するので抵抗があるかもしれませんが、両替所よりも圧倒的にレートが良いので、ご旅行の際は最低限の現金(1万円あれば十分)を現地ATMでキャッシングするのがおすすめです。

    ATM手数料の他に、カード会社の手数料が1回216円程度、返済日までの利息が年利18%程度(※)かかりますが、たとえ30日後に返済したとしても、1万円の両替であれば利息は150円程なので、両替所の手数料に比べればお得な場合が多いです。

    返済までの期間が長引くほど利息がかかるので、次の決済日を待たずに帰国後に繰り上げ返済をしましょう。

    (※お手持ちのカード会社によって手数料は異なるので、事前にご確認ください。)

    ニュージーランドでVISA、マスターカード、アメックス、ダイナース、JCBカードはそれぞれ使うことができるか?

    ニュージーランドで最もメジャーなのがVISAとマスターカードです。

    この2枚を持っていればまず間違いなく使えます。

    JCBカードも普及しつつはありますが、上記2枚に比べれば利用可能店舗は少ないので、JCBカードをお持ちの方はVISAまたはマスターカードもあわせて持参することをおすすめします。

    アメックス、ダイナースも同様です。

    もしまだVISAまたはマスターカードをお持ちでないようであれば、この機会にどちらかのカードを作ると良いでしょう。

    ニュージーランドに限らず、VISAとマスターカードは使える国・店舗数はほぼ同数で世界トップクラスなので、どちらを選んでも問題ありません。

    強いていうならVISAはアメリカ、マスターカードはヨーロッパでの普及率が高いと言われています。

    VISAは東京オリンピックの公式スポンサーで、観戦チケットの購入や会場で使えるクレジットカードはVISAブランドのみなので、せっかくならVISAを1枚持っておきたいですね。

    とはいえ、観光地周辺であればVISA、マスターカード以外のブランドも扱っているところは多いので、まずは普段使い慣れているカードを使って、使えなかった時のためにVISAかマスターカードを持っておくのが良いでしょう。

    ニュージーランド滞在経験のHさんに聞いたクレジットカードを持っていてよかったこと

    空港で無駄な両替をするのが嫌だったので、両替所のない小さな町へ旅行に行ったときには、事前にVISAカードが使えるATMがその町にあるかを確認しました。

    結果的にはほとんどの場合クレジットカードで支払いができましたし、必要なときには近くのATMでキャッシングができたので、困ることは一切ありませんでした。

    念のためにと空港で必要以上の現金を両替することなく、NZドルをすべて使い切って帰国することができたので大満足です。

    クレジットカード決済は後から自分が何にお金を使ったのか履歴を見ることもできるので、家計簿がわりにもなって便利です。

    チップの支払いはあるか?クレジットカードで払える?

    ニュージーランドにはチップの習慣がありません。

    ホテルやレストラン等でサービス料がかかる場合は事前に料金に含まれているので、クレジットカードで支払いができます。

    一部のレストランではレジの横にチップ用のビンが置かれているお店もあったりしますが、とても良い接客を受けたと感じ、たまたま小銭を持っていたら入れる、くらいの感覚で大丈夫です。

    ニュージーランドでクレジットカードを使う上で注意点

    日本では店員さんにカードを渡して操作してもらいますが、ニュージーランドのカード決済は自分自身で行います。端末右側にカードをスワイプする、またはICチップを上にして端末下側からカードを差し込むと、アカウントの選択画面が表示されます。

    「CHQ」「SAV」「CRD」からクレジットカードを意味する「CRD」を選択して緑のEnterキーを押しましょう。

    その後4桁の暗証番号(PIN Number)を入力してEnterキーを押します。

    日本ではサインが求められる場合が多いですが、ニュージーランドでは必ずこの暗証番号が必要になります。

    ご自身の暗証番号がわからない方は、渡航前に必ず確認しておいてください。

    最後に「Accepted」という表示が出たら支払いは完了です。

    カードを差し込んだ場合はここでカードを回収します。

    決済が完了する前にカードを引き抜くと初めからやり直しになってしまうので注意しましょう。

    またあまり多くはありませんが、小さな町の個人商店ではクレジットカード手数料が1~2%程度かかる場合があるので、レジに何か注意書きがされていたら確認してみると良いと思います。

    まとめ

    ニュージーランド国内でVISAカードが使えないケースはさほど多くはないと思いますが、近隣の国に寄って帰国する方も多いと思うので、念のため他ブランドのカードも持っておくといざという時に便利だと思います。

    執筆者紹介

    田中実

    日本FP協会会員 ファイナンシャルプランナー

    法学部を卒業後、金融機関在職中にファイナンシャルプランナー(FP)の資格を取得。退職後、独立系ファイナンシャルプランナーとして仕事に従事。ライフプランの相談は随時行っている。

    クレジットカードは20枚程度持っており、クレジットカードに関する知識も豊富。

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