クレジットヒストリー(クレヒス)とは、クレジットカードをはじめローンなどの金融機関を利用した履歴のことです。クレジットカードの審査に利用される情報であり、国内にある3社の信用情報機関に登録されています。
3社の信用情報機関以外にもクレジット会社が独自で持っているクレヒスもあります。その企業を利用した履歴です。
クレジットヒストリーが傷ついてしまうことは、クレジットカードの審査が通りづらくなるだけでなく住宅ローンが組めなくなるなどの問題が起こることが考えられます。
クレヒス(クレジットヒストリー)の内容
3社の信用情報機関「CIC」「JICC」「JBA・KSC」の信用情報がクレジットヒストリーとされます。クレジット会社や信販会社、銀行はこの3つのどこかに加盟をして審査時に情報を審査に活用しています。
CICは、法律で指定信用情報機関と定められておりCICに加盟をしているクレジット会社などから登録をされる情報とCICが独自に集めた情報が保有されています。
例えば、携帯電話を24回の分割で購入した場合では、
- ・加盟している企業が申し込んだ時に審査をした情報
- ・申込者の氏名や契約内容などー加盟している携帯会社が登録
分割契約中は
- ・クレジットやローンの契約内容や支払い状況など
- ・名前や契約内容、毎月の支払い状況など
携帯電話の場合には、申し込み時に審査のために情報を確認した情報が残ります。契約中は支払い状況が履歴に残ります。この契約中に、他にもローンを組む場合には新しく契約をしようとしているクレジット会社などが審査のために照会する情報も残ります。
CICが独自で収集する代表的な情報では、本人申告情報として本人確認書類の紛失を届け出た情報などが残ります。
携帯の分割購入は、個品割賦契約にあたりますがクレジットカードの利用・支払い履歴や住宅ローン、リース契約などもクレヒスとして残ります。
また、支払いの滞りや破産情報なども履歴として残ります。この情報があるとどうしても審査が通りにくくなり、クレジットカードを新しく作ることができないなどの問題に繋がります。
クレヒス(クレジットヒストリー)を育てる。
クレジットヒストリーは、その人自身の信用情報なので長く利用して支払いにも問題がなければそれだけ信用があるとされます。
信用情報がしっかりと積み重なっていくことが、ステータスカードの契約ができるようになります。
そのためには、クレジットカードであれば使った分は必ず支払いをすることを守りましょう。利用をして支払いをする。当たり前のことですがこれを徹底していくことが信用の積み重ねになります。
また、携帯電話の割賦契約に関しても利用をしてきちんと支払っていくことがクレジットヒストリーを育てることに繋がります。
まとめ
クレジットヒストリーは、信用情報なので一度傷がついてしまうと5年間はその情報が残ってしまいます。そのため、その期間はクレジットカードを作りづらくなってしまう、新しい携帯電話が買えないなどの問題を抱えることになってしまいます。
そうならないためには、計画的にクレジットカードを利用することが大切になります。リボ払いなどは基本的には利息が高く支払いが長期間かかってしまうことから避けた方がいいとされています。