クレジットカードのサインとは

クレジットカードを利用する時に必要になるサイン。暗証番号での決済が増えているとは言えやはりサインを利用する機会も多いと思います。

クレジットカードの裏面にある署名欄へのサインの意味や重要度を知っておかないと、考えもしないトラブルに繋がることもあります。

また、利用時のサインについても知っておくと便利なことをまとめておきます。

クレジットカードの裏面にするサインの意味と注意点

クレジットカードが届いた後にはじめにすること。クレジットカード裏面の署名欄へのサインが必ず必要になります。

クレジットカードを利用して支払いをする場合、そのカードが自分のカードだと判断されることで利用することができます。そのため、カードの裏面にサインがないため「本人確認が取れない」ことになり販売店でサインを書くことを促されることがあります。そこで、サインを断った場合購入を断られることがあります。

また、不正使用されるケースも考えられます。財布ごと無くしてしまった、また盗難にあってしまったなど第三者の手に渡った時に、署名欄が空欄であればそこにサインをして利用することができます。

さらに、署名欄が空欄の場合ではカード会社の盗難補償を受けることができないこともあります。盗難補償が対象外になった場合は全額自己負担となる可能性が高いことを覚えておきましょう。

クレジットカードにするサインについて

カードの裏面に書くサインについては、本人だと証明できるサインであれば問題ありません。それは、漢字であっても英語でも、極端な話であればイニシャルであっても構いませんが、あまりにも真似がされやすい簡単なサインであればセキュリティの面から考えると心配です。そういったことを考えると漢字のサインが適しているかもしれません。

また、サインを書く筆記用具ですが一度書いたら消えにくいもので不正な利用を避けるためには上書きされてもそれがわかる筆記用具が適しています。そのため、細いボールペンや鉛筆などは避け、油性のサインペンが良いでしょう。

もし、失敗してしまった時には無理をせずカード会社に再発行を依頼しましょう。間違ってしまった場合や書き損じなど二重線または、修正ペンでの修正などでの訂正をすると不正に修正したことが疑われ利用ができなくなってしまうためです。書いたサインが薄くなってきてしまった場合も同様で、速やかにカード会社に再発行を依頼しましょう。

クレジットカードを利用した時にするサインについて

支払いをする場合のサインはカードの裏面にしているサインと同じものをするようにしましょう。簡易的なサインをする人もいますが、本人確認が取れないとされてしまうケースもあるため余計なトラブルを防ぐことを考えてカードの裏面と同じサインをするようにしましょう。

まとめ

クレジットカードは、利用する人の信用で支払いをすることと同じことです。そのため、本人確認が大切になります。クレジットカードの裏面にしっかりとサインをすることで、支払いをスムーズにするだけでなく不正な利用があった場合に自分を守ることにも繋がります。新しいカードが届いた時には、しっかりと記入するようにしましょう。

キャッシュカードとクレジットカードの違い

キャッシュカードとクレジットカードはどのような違いがあるのか、簡単に説明すると以下の通りです。
キャッシュカードはATMでお金をおろす時に使います。
対してクレジットカードは店舗やインターネットで買い物を行う時に使用するカードです。
次の項目でさらに具体的な説明をしていきます。

キャッシュカードの特徴

キャッシュカードは銀行ATMで取引する時に使います。例えば自分の銀行から預金を引き出したり、他の銀行へと振り込みを行うなどの取引です。
自分の銀行ATMにお金を入れることもできます。
お金の出し入れ、振り込みのみならず公共料金の支払いもキャッシュカードで行うことが可能です。
銀行の窓口で自分名義の口座預金から支払えます。クレジットカードのように利用可能額の範囲内で買い物を行うことはできません。

クレジットカードの特徴

キャッシュレスで買い物ができる

クレジットカードの最大の特徴はインターネットの通販や店頭にて、買い物ができることです。
キャッシュ以外の支払い方法としてかなりスタンダードな方法として知られます。
キャッシュレスでも買い物を完結できるため大変便利です。

支払い金額や頻度によってクレジットカードのランクが変動する

カードの上限額はユーザーによって異なります。
しかし、支払いを毎月期限内に済ませているとグレードアップして50万・100万円とカード一枚で使用できる金額が増えたりします。
クレジットカードの会社から信頼を得られれば「ゴールドカード」や「プラチナカード」に昇格する場合もあるのです。

キャッシュカードのように口座からお金をおろすことは不可能

お金同然で使えるクレジットカードなので誤解してしまう人もいますが、クレジットカードはキャッシュカードのように自分の口座からお金をおろすことはできません。
ただしクレジットカードの種類によっては上限額までATMでお金を借りられるというパターンもあります。
こちらの機能のことを「キャッシング機能」といって、買い物で使った額と合算して支払い可能です。

入会するときに審査手続きが存在する

クレジットカードを持つためには、カード会社が定めた基準をクリアしなくてはなりません。
なぜならクレジットカードは「後払い」扱いだからです。
カード会社が立て替えたお金を果たしてユーザーが本当に返済できるのか否かを見極める必要があります。
入会審査の際には申込者は年齢・職業・就業年数・収入額などを記入する必要があり、それらをカード会社はチェックするのです。
一般的にクレジットカードを持てる人の条件としては、

クレジットカードを持てる人の条件
  • ・何かしらの仕事をしている
  • ・収入がある
  • ・18歳以上(高校生は申込不可)

などです。

例外として学生や専業主婦は当事者に収入がなくても審査が通ります。

ややこしい!?クレジットカードやキャッシュカード一体型のカードたち

基本的なクレジットカードやキャッシュカードは上記の通りですが、他の種類をたどるとちょっぴりややこしいカードも存在します。
予備知識としてカードのカテゴライズをしておきましょう。

キャッシュカード一体タイプのクレジットカード

クレジットカードとひと口に表記されていても、中にキャッシュ機能が付いているものもあるのです。
この手のタイプはキャッシュカードとクレジットカードを分ける必要がありません。

18歳未満でも作れるデビットカード

クレジットカードは18歳以上のみ作ることができます。
対してデビットカードは高校生でも持ち歩くことができるカードです。

まとめ

キャッシュカードとクレジットカードの違いをまとめました。
キャッシュカードは「現金を管理する」目的がほとんどを占めており、クレジットカードは「キャッシュレスで買い物を行える」特徴が強いです。
違いを理解し、賢く使い分けていきましょう!

オンラインプロテクションとリターンプロテクションとは

クレジットカードを利用するなら知っておきたい『オンラインプロテクション』と『リターン・プロテクション』。

長いカタカナが並ぶと少し気落ちしますがクレジットカードを利用するならぜひ理解しておきたいサービスの2つです。サービス内容を知っている人だけが安心して受けられるサービス!

今回、この記事ではオンラインプロテクションとリターン・プロテクションについて紹介します。

オンラインプロテクションってなに?

オンラインプロテクションと聞いてイメージするのがオンライン利用時の何かのサービス?このように頭の中で結びつけると思います。

そうです!オンラインプロテクションはオンラインでの買い物時に受けられるサービスです。

ですが、あなたが自ら買い物をした時のサービスではなく不正に利用された時に受けられるサービスです。

オンラインプロテクションのサービス内容はクレジットカードを悪用されネットショッピングに利用された。こうしたケースに適用されます。

クレジットカードも便利ですがなにかしらの特殊な技術でクレジットカード情報を読み取られることはあります。

見えないどこかで操作されあなたのクレジットカードが他人に悪用されるなんて避けたい事態ですがどうしてもこのような状況を0にすることはできません。

そこで、そうした事態でも損害をなくすためにオンラインプロテクションのサービスが提供されました。

オンラインプロテクションの条件はまだオンライン上での不正利用時のみと制限されていますが

クレジットカードを手元にしっかり保管しているに悪用されることの方が不安で怖いですよね。

そこでぜひ理解しておきたいのでオンラインプロテクションのサービスです。

リターン・プロテクションとは?

もう一つのサービスリターン・プロテクションも名前から少しイメージできますがお金を返金してくれるサービスです。もちろん条件はあります。

リターン・プロテクションが適用されるケースは購入店が返品に応じない場合。

このケースというのはクレジットカードを経由して購入したことを後悔する人が多いはずです。

なぜなら、現金であればお店側もレジからその分のお金を戻すだけなので手続きもすんなり行ってくれます。

でもクレジットカードを利用したことで手続きに時間と手間がかかる…などの理由で返品を断るお店もこともあります。

確かに少し面倒なのは分かるけど…納得できないケースとしてよくあります。システム上、クレジットカードを利用した場合は

返品できないと言われてもクレジットカードでも返品対応してくれるお店はあるのに…とどこかモヤモヤして納得できません。

そこでこのようなケースでもしっかりお金を戻す方法としてリターン・プロテクションが利用できます。

リターン・プロテクションはお店側が返品対応してくれず商品自体は未使用であることが条件です。

また購入から90日以内という規約がありますが90日は猶予がある期間です。

お店側には返品を断られてもリターン・プロテクションが適応されるケースもあるので諦めずにリターン・プロテクションを利用して返金対応できないか確認しましょう。

オンラインプロテクションもリターン・プロテクションも利用できるクレジットカードは決まっている

オンラインプロテクションもリターン・プロテクションもクレジットカードのサービスとして理解しておきたいサービスですが全てのクレジットカードで利用できるわけではありません。あなたのお持ちのクレジットカードで利用可能なのかどうか確認しておきましょう。

シュア、オーソリ、アクワイアラとは

クレジットカード用語の中でよく耳にすることのある「イシュア」「オーソリ」「アクワイアラ」とは一体何か、ご存知ですか?

この3つの単語について、クレジットカードビギナーの人にもよくわかるようになるべく簡単に説明していきます。

クレジットカード用語その①イシュアとは

イシュアとはイシュアリング(Issuing)の略です。

例えばVisaやJCB、マスターカードなどの世界的なブランドから特許を取得し、クレジットカード会員に対して世界的ブランド付きのクレジットカードを発行する会社をイシュアと言います。

イシュアとして活動している会社の一例を挙げると「三井住友カード」や「イオンファイナンシャルサービス」「楽天カード」などです。

一例にピックアップした「三井住友カード」は世界的ブランドであるVISAとライセンス契約を結んでおり、三井住友カードがイシュアとなり発行しているクレジットカードとして知られます。

イシュアはクレジットカードを使う人たちと密接な関係にあるのが特徴です。

クレジットカードの企画を行い、すでにあるカードや他社との提携カード会員を募ったり、カード自体の発行を行なっています。

発行の前段階で「この人は本当にクレジットカードを持ってもいいのかどうか」という審査をするのもイシュアです。

晴れてイシュアの審査にも通り、クレジットカードを持つことができるようになれば実際の利用後にイシュアから請求・引き落としが行われます。

クレジットカード裏面に詳しく発行会社や電話番号などの記載があるので、イシュアがどこの会社に当たるのか気になる人は確かめてみてください。

クレジットカード用語その②オーソリとは

オーソリとは「authorization(オーソリゼーション)」の略称です。

オーソリゼーションの役割としては簡単に言えば利用者のクレジットカードで正常な決済を行えるかどうか確かめる必要があります。

カード会社がカード利用者のクレジットカードが利用限度額に達していないか、または有効期限内のカードかどうかをチェックする作業です。

クレジットカード決済を完了するにはオーソリの作業を通して不備や問題がないか確認する必要があります。

一定金額以上のショッピングを行う場合、カード会社が定める規約により加盟店サイドがオーソリを行うことを義務付けられているパターンもあるのです。

オーソリはクレジットカード会員が安心・安全に決済を行うために、とても重要な役割を果たしています。例えば「不正使用が行われていないか」を調べるのです。

偽物のカードであったり盗難カードによって不正使用が行われないためにも、オーソリの業務は欠かせません。

国内・海外問わずクレジットカードの不正使用事件は頻発しています。

少しでも被害者を減らすために毎回オーソリの手によってクレジットカードのチェックが行われているのです。

ただこちらで注意しておきたいのが、オーソリによって利用可能と判断されたカードでもEC取引のカード会員本人かどうかまで調べることはできません。

不正使用を未然に防ぐにはしっかりとしたセキュリティー対策を取るようにしましょう。

クレジットカード用語その③アクワイアラとは

クレジットカード用語においてアクワイアラとは加盟店契約会社のことを指します。

顧客の支払い方法にクレジットカード決済を導入するため、加盟店はアクワイアラと契約を行うのです。

例として1つのクレジットカード会社がいくつもの世界的に名の知れたブランドのクレジットカードのアクワイアラを受け持っていることがあります。

その場合、全部のクレジットカード会社と契約しなくても多くのクレジットカードが使えるようになるのです。

まとめ

クレジットカード用語である「イシュア」「オーソリ」「アクワイアラ」3つについて解説していきました。

世界的ブランドと提携を結んでクレジットカードを発行している会社がイシュア、クレジットカードが不正に使われないためチェックする作業をこなすのがオーソリ、そしてクレジットカード決済を行うために加盟店と契約するのがアクワイアラです。

3つの用語を正しく理解してクレジットカードを使うとき困らないようにしましょう。

VISA payWaveって何?

数あるクレジットカードの中でも、世界中で使えるクレジットカードの代名詞と言えば、VISA Cardではないでしょうか?

そのVISA Cardが、新たなサービス“VISA payWave”を開始しました。

皆さんがコンビニ等でお買い物をする時、お財布携帯機能を活用している人は、レジ横にあるタッチセンサーに携帯電話をかざして支払いをします。

VISA payWaveは、そのタッチセンサーによる支払いをクレジットカードに内蔵した新たな機能です。

皆さんがお買い物をしてクレジットカード支払いを行う場合、カードを店員に渡し、レジにあるカード読み取り機や、専用の読み取り機にカードを通すことで、瞬時にカード会社にお買い物情報を提供して、支払いを済ませます。

読み取り機を通すということは、物理的にカードが磨耗する原因にもなります。

皆さんの中にも、カード払いを頻繁に行い、磁気センサーの部分が摩耗し劣化してしまった経験がありませんか?

また、例え短時間であっても自分のクレジットカードを第三者に手渡すというリスクもあります。

以前に、カード読み取り機を使ってクレジットカード情報を抜き取られ、犯罪に悪用されたというニュースがあったのを記憶されている方もいるでしょう。

そのような犯罪抑止の観点からも、VISAは新たに、ICチップを内蔵してより強力に暗号化しセキュリティ機能を高め、かつ自分のカードを他人に手渡すことがないよう、またより迅速に支払いを行えるよう、新たにVISA payWave機能の入ったカードを発行するようになりました。

カードの裏面にwave模様が入っていて、VISA payWaveの記載があれば、世界中どこでも、タッチセンサーによる支払いが可能です。

世界中で使えて、強力なセキュリティを有しているVISAカードに、新たなタッチ支払い機能が加わわることで、より便利に、より快適になったVISAカード。

ますます目が離せない存在です。

IC付きクレジットカードって?

クレジットカードは種類も豊富になりました。

VISAやJCBなどブランドの違いだけでなく近年『IC付きクレジットカード』が主流になってきました。

これまでのクレジットカードとIC付きクレジットカードではどのような違いがあるのでしょうか?

考えて欲しいクレジットカードの危険性

近年、IC付きクレジットカードが普及した理由。それはクレジットカードの利便性と隣り合わせで不正利用や情報流出などの危険性があるからです。つまり、IC付きクレジットカードはより安全性が確保できているクレジットカード。

こうして少し理解するとIC付きクレジットカードにも重要性について興味が湧くと思います。

これまで便利と感じながら使っていたクレジットカードもどこか財布の中に入れていることに不安な気持ちはあったと思います。

無くしたら大変。何かしらの特殊な技術で情報が流出したら…不正利用などもやはり気になります。

これまではどうしても完璧にクレジットカードを守ることはできませんでした。こうしたクレジットカードにおける危険性や不安は気持ちもある中でより安全に、安心して利用できるカードとしてIC付きクレジットカードが普及しました。

IC付きクレジットカードとは?

IC付きクレジットカードはクレジットカードの裏面にある茶色や銀色の帯でカード情報を読み取る機能ではなく金属製のICチップをカードに搭載することで茶色や銀色の磁気の不良や不正アクセスわ情報流出の危険性を抑えたクレジットカードです。

あなたのクレジットカードもすでにIC付きクレジットカードに変わっているかもしれません。

クレジットカード表面に金属製の四角いチップはありませんか?それがIC付きクレジットカードです。

IC付きクレジットカードのメリット

IC付きクレジットカードのメリットはなんといっても安全面です。

ICチップを搭載することでクレジットカードの読み取りエラーは少なくなりました。

また不正アクセスや悪用の被害も抑えることができます。

クレジットカードを魔法のカードと例えることが多いのですが

確かに現金なくてもお買い物ができるのですから魔法のカードです。

しかし、そのカードさえあれば誰でも好きなだけ買い物ができます。現金以上の価値のあるカードでもあります。

そうなると保管、管理は必要になりますしいくら厳重に管理していても現代のスキルの上がったPC操作で簡単にクレジットカードを乱用されてしまうとクレジットカードを所持することさえ躊躇します。

このように正しく利用することのできる人が便利に活用したいクレジットカードも問題点はありました。

その問題点を解消してくれるのがIC付きクレジットカードなのです。数年後にはIC付きクレジットカードの普及率は100%日本も他国に遅れながらもキャッシュレス化に移行しています。

そこでクレジットカード所持率が増えるのは当然のことです。

しかしまだまだクレジットカードにも問題点はあります。ですがIC付きクレジットカードを利用することでクレジットカードの問題点もなくなり日本でもスムーズにキャッシュレス化が進んでいくでしょう。

ETC料金と割引サービス

クレジットカードのサービスの一つETCの利用を検討している方も多いと思います。

今ではクレジットカードもさまざまな付帯サービスを提供します。どのようなサービスなのか?メリット、デメリットをしっかり確認してあなたに合った、必要なサービスを申し込むようにしましょう。

そこで今回、この記事ではクレジットカードのETC料金、割引サービスについて紹介します。

ETCってどんなサービス?

移動手段のほとんどが車。大型車両を利用して仕事をする人。

そして利用する車道が高速道路という場合、高速道路を利用するためにかかる料金を走行している間にある料金所で支払いを行います。

これまでは当たり前のように車両を止め料金を支払いゲートが開いてから再度、車を走らせていました。

しかし料金所のシステムが変わり新たに導入されたのがETCサービスです。ETCサービスを利用することで一時停止することなく料金所を通過できます。

仕組みとしては後払いで利用するクレジットカードにETCサービスを申し込むことで高速道路を走る料金もクレジットカードが一時的に支払いを行うシステムで利用できています。

クレジットカードを利用する際に必要なカードを通す手間もかかりません。車両にETCをセットアップすることでゲートの開閉なしにスムーズに通過できます。

ETC料金と割引サービス

ETCを利用するメリットはゲートの開閉を待つ時間や現金を用意する手間を省けるだけでなく同じ高速道路でもETCを利用することで料金がお得になるという利用頻度が多い人には特に大きなメリットがあるという点です。

大半のクレジットカード会社はETCサービスを提供しています。

ほとんどが利用料金はかかりません。利用しようか検討中という人もとりあえず登録だけをしておいても料金はかからないので急に使いたい!そんな時でも便利です。

そして割引サービスも充実しています。

ETCの割引サービス

ETCの割引サービスはいくつか種類があるのでそれぞれどのような割引サービスなのか?これから利用することでどれだけお得になるか?参考に割引サービスについても見ておきましょう。

深夜割引

深夜割引は車両や利用する曜日問わず毎日深夜0時~4時の通行料が30%割引になるサービスです。

早朝から高速道路を利用することが多い人にとってはかなり大きなサービスです。

利用できる対象区間はNEXCO3社となります。

NEXCO東日本、中日本、西日本が管理する高速道路が対象なので大半の方は利用できる区間になるでしょう。

休日割引

休日割引は車両が限定され割引サービスを受けられるのは普通車と軽自動車です。

普通車、軽自動車の休日の地方高速料金が30%割引になります。

こちらはNEXCO3社のNEXCO東日本、中日本、西日本が管理する地方高速道路が対象となり東京・大阪近郊は対象外になります。

平日朝夕割引

多くの人が利用する通勤時間帯でもETCには割引サービスがあります。時間帯は平日の朝6~9時と平日の夕方17~20時になります。

最大で50%割引が受けられるサービスでこれまでの高速道路利用料金がなんと半額で利用できる割引サービスです。

ETCの料金・割引サービスはお得

他にも大口・多頻度割引や障害者割引などさまざまな割引サービスがあります。

利用頻度によってはこれまでの料金を半額以下に抑えられることもできます。

時間の短縮だけでなく料金面もお得に利用できるETCサービスなので内容を理解して検討しましょう。

ETCのセットアップとは

クレジットカードにETCを申し込みする!よし、これで明日から高速道路も快適にスムーズに走らせることができる!と、思っているあなた!ちょっと待ってください。

ETCの申し込みはETCを利用する際、必ず必要です。

では、『ETCセットアップ』はお済みですか?

ETCは実はクレジットカードに申し込みをすることで自動で利用できるわけではなく利用する車両情報の登録が必要です。

今回、この記事ではETCセットアップについて紹介します。しっかり確認しておかないとそのまま通過しようとして衝突!なんて危険もありますので要注意です。

ETCセットアップってなに?

クレジットカードにETCを申し込む。

まずはじめに行うべき手続きですがしかしこの段階ではETCも利用できるクレジットカードを持っているだけで実際に料金所を通過するときにクレジットカードを通してスムーズに通過できるわけではありません。

ETCを申し込んだクレジットカードはそのクレジットカードに請求をあげる車両情報の登録が必要なんです。

ETCセットアップの仕組み

実際にETCを利用するためにはETCカードを挿入する機械が必要になります。

見たことがあるという方も多いと思いますがクレジットカードサイズの薄い機械です。この機械を車両に装着しクレジットカードと車両を結びつけます。

ここで初めて、料金所をスムーズに通過でき現金なしで、クレジットカードに高速料金が請求されます。

ETCセットアップはどこでできるの?では、個人で取り付けできるのか?取り付けは技術と知識のあるという人なら個人での取り付けも可能ですが安全面を考えるなら『セットアップ店』として登録されたカー用品店にお願いする方がいいでしょう。

なぜなら、この作業を行うことで第三者の不正利用の可能性や個人情報漏洩の危険も考えられるからです。

安心して安全に取り付けするためにはカー用品店の中でも『セットアップ店』として登録されているカー用品店でセットアップをお願いしましょう。

カー用品店での取り付け費用は相場ですが3,000円前後です。個人情報を守るためと考えると決して高くはないですよね。

プロが作業を行いますので時間もかかりません。

しっかりETCを利用するためにも確実に取り付けをしてもらうことをおすすめします。

ETCセットアップが済んだら快適なカーライフを過ごせるETCセットアップを無事終えることで高速道路の料金所を現金なしで止まることなくスムーズに通過できます。

現金の方が安心ではありますがやはり手間を感じます。お金の受け取りが煩わしい時もあります。

またETCを利用することで料金の割引を受けることもできるのでクレジットカードをご利用の方はぜひETCサービスも検討しましょう。

そしてETCセットアップは忘れずに、一度利用すると停車なしの走行が当たり前になります。同じ区間でも割引を受けられるので結果、時間もお金も節約できますよ。

ETCカードとは

ETC カードとはETC(Electronic Toll Collection System)システムを利用する際に必要なクレジットカードです。ETC システムは、有料道路や高速道路の渋滞緩和を目指すために開発されたサービスです。

ETC カードは、ETC利用専門の無線装置である車載器に挿入してETCレーンを通過することで入場料金所の記憶をし、出場口間の支払いを同時を行える画期的なシステムとして当時注目を浴びました。つまり、通行券をとらず、支払いまで一瞬で済ますことができるのです。

キャッシュレスにすることで、料金所での一時停止や支払いに要する時間などをほぼゼロにすることで大きな渋滞緩和をすることに成功しました。

ETC カードには、クレジット機能がついている ETC クレジットカードとクレジット機能がない ETC パーソナルカードの2種類があります。一般的には ETC カードというとクレジットカード機能がついているものを指します。

ETC パーソナルカードは事前にチャージが必要な電子マネーなどと似たものです。チャージできる場所や方法が利便性に欠けていたためあまり普及はしていません。

ETC カードの種類は大きく分けて四つあります。

一つは ETC 専用カードです。文字通り ETC がついている有料道路の通行料金を精算するためだけに使えるカードとなります。

次に ETC カードとクレジット機能の両方がついたものです。これを一体型 ETC カードと呼びます。

3つ目は先ほど紹介した ETC パーソナルカードです。

そして最後に ETC コーポレートカードです。これはビジネス向けのETCカードで発行すするには保証金や出資金などが必要になります。

ETC カードで気をつけなければならないのは、カード発行会社の多くがETC カードの年会費を徴収していることです。 ETCカードを発行する場合は年会費無料のものを選ぶようにしましょう。年会費を支払っているからといって年会費がないものと比べてメリットがあるわけでもないので、ないにこしたことはありません。

ただ発行会社によってポイントの利率が違ったりなどの違いはありますので、年会費があるかないかに着目しつつ会社独自のサービスに目を向けたクレジットカード会社選びが必要となります。

実際に ETC カードを作りたいと言った時はどういった手順を踏めば良いのかご紹介します。

ETC カードは基本的には ETC カード自体を作るのではなくクレジットカードの付帯カードとして作る場合が多いです。すでにクレジットカードをいくつか持っている方は追加発行をしてもらうのもいいでしょう。

クレジットカードをまだ持っていない方は、お好みのクレジットカードにまずは申し込みをしましょう。その際に、チェック項目でETC カードの発行するかどうかを聞かれますので、チェックを入れるだけでOKです。クレジットカード発行の審査に通れば ETC カードも送られてきますのでこれで発行が完了です。

ETC カードは利用することで、休日3割引や深夜割引など金額的なメリットも大きいです。なにより料金所で立ち止まらなくてもいいため快適なドライブができるようになります。

ぜひ、あなたも一枚はETCカードを手に入れてみてはいかがでしょうか?

ETCカードを紛失したとき、盗難されたときにどうすればいいか

どうしよう!緊急事態!ETCカードが無くなった!

そんな時でも焦らずに対処できるようにETCカードの紛失や盗難時の対処法について理解しておきましょう。

ETCカードの紛失や盗難時にはじめに行うべきことETCが無い!紛失なのか?盗難なのか?すぐに判断できませんが

どちらが原因なのかを考える前に行うべきことはETCカードの利用を止めることです。

もしかすると探せばあるかも…とETCカードの利用を可能な状態にしておくことは危険です。紛失なのか?盗難なのか?その前に必ずETCカードの利用を止めましょう。

この時に連絡すべきはまずカード会社です。

ETCカードの発行元に電話で連絡をします。

やり取りに問題がなければ数分程度でETCカードの利用を止めることができます。

ETCカードのタイプによっては連絡先が異なります。

なんども掛け直しは手間になってしまいますしその間も不正に利用させる可能性はあります。

あなたのETCカードのタイプを確認しましょう。

ETCカードのタイプ
  • クレジットカード付帯のETCカード
  • ETCパーソナルカード
  • ETCコーポレートカード

それぞれ連絡先が異なるので注意です。ETCカードの紛失や盗難時にETCカードを止めた後にやるべきことよし、ETCカードの利用も止めたしこれで安心!ではありません。念には念をです。

もし紛失であれば、どこかにあなたのETCカードが落ちているわけです。いい気はしませんよね。そのカードが出てくる可能性も考えて警察への届け出も必要になります。

もし親切な人が拾ってくれて届けていたら手元にはETCカードは戻ってくるのでどこに落としたのか分からない不安はなくなります。

また盗難の場合もあなたのETCカードが利用された履歴からある程度の情報が割り出せます。

ETCカードとは言えあなたの所持品です。どのような場所に落ちていたのか?もしかすると乱用されていないか?安心できる材料を集めるためにも警察に届け出を出しましょう。

警察への届け出はまず電話で内容を相談してください。そこでどのような手続きが必要になるか確認できます。

焦って足を運んでも手続きに必要なものがないと二度手間です。

ETCカード紛失か盗難か分からないけど手元にないことを伝え、必要書類や手続きの内容を確認してから届け出を出しましょう。

ETCカードを紛失や盗難時の手続きが済んだら再発行をするETCカードが見つかった!このケースは同じカードで再度利用することもできます。

ですが、悪用されたかもしれない…そんな場合は新たなETCカードの再発行が必要です。また結局、見つからない時ももちろんETCカードは再発行が必要です。ETCカードがないとサービスを受けれませんからね。

ETCカード紛失、盗難時はETCカードを止めること、警察に届け出ること。そしてまた新たなETCカードを再発行する。この手順で安全に手続きを行いましょう。